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2011年01月31日

Mitsubishi: ミニカ, Minica (8代目) Part6

三菱: ミニカ, Minica (8代目) Part5の続きです。永らく続いた妄想ミニカ記事がようやっと終焉を迎える予定でございます。ここではレーシングミニカに145/80R12のタイヤより直径(外径)が5.4%大径化される185/50R15のタイヤを履かせたとき、ギヤ比がどのように変化するかを見ていきます。


ミニカのノーマル5MTに185/50R15のタイヤを装着してみる
8th-minika-kai_1855015.PNG
※クリックで拡大
青い線は185/50R15
赤い線は145/80R12
速度185/50R15
の回転数
145/80R12
の回転数
40km/h15801660-80rpm
60km/h23702500-130rpm
80km/h31603330-170rpm
100km/h39504160-210rpm
140km/h55305830-300rpm
180km/h71107490-380rpm
レブ:7000rpm, タイヤサイズ:185/50R15, 直径:56.6cm
 ギヤ ギヤ比レブ時の速度(km/h)速度差
185/50R15145/80R12
1速3.53840.638.5+2.1km/h
2速2.05270.066.4+3.6km/h
3速1.392103.297.9+5.3km/h
4速0.970148.1140.5+7.6km/h
5速0.810177.3168.2+9.1km/h
Final5.200---

直径が5.4%大径化される185/50R15のタイヤを装着することで、ノーマルの145/80R12に比べて全体的にハイギヤード化され、5速ギヤでの最高速はノーマルの時速168.2kmから時速177.3kmまで伸びるようになっています。

5速ギヤで時速100km走行するときの回転数は145/80R12のタイヤより210回転低くなって3950回転に、時速140kmのときは300回転低くなって5530回転まで下がります。

この記事を書いていてようやく確信が持てるようになったのですが、いや、考えてみればごもっともなことなのですが、タイヤの直径を変化させることはファイナルギヤのギヤ比を変更するのと同義なわけですから、変更後のタイヤとノーマルタイヤとの誤差(%)がそのまま加速性能と最高速にも反映されるわけです。

ノーマルタイヤより大径化して誤差がプラス方向に振れるなら誤差分だけギヤ比が高くなって加速力が落ちる代わりに最高速が伸び、逆に小径化してマイナス方向に振れるなら誤差分だけギヤ比が低くなって加速力が増す代わりに最高速が出なくなるわけです。勉強になりました。

ついでに4WDのミニカに185/50R15のタイヤを装着したらどうなるかも見てみましょう。

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2011年01月30日

Mitsubishi: ミニカ, Minica (8代目) Part5

三菱: ミニカ, Minica (8代目) Part4の続きです。息抜きの妄想記事があれよあれよという間にPart5まで来てしまいました。ここでは先ほどの記事にあるような加工を施したエンジンをミニカの5MTに組み合わせたとき、ギヤ比的にはどのような感じになるのかを見ていき、ついでに装着可能なタイヤについても調べてみるつもりです。

まず最初にミニカチャレンジカップの目的について再確認しておきましょう。ミニカチャレンジカップは速さを追求する通常のレースではなく、自分で加工して組み上げたエンジンを載せて乗ってみることを何よりの楽しみとしているものであり、速かろうが遅かろうが壊れようがどうなろうがは二の次です。自分の加工技術の限界=車の限界、つまり己との戦いであり、言い方を変えれば ”究極の独り遊び” をするわけです。一般向けではないし一般受けしないのは百も承知のこと、ただ独り黙々とああでもないこうでもないを繰り返して孤高を持するのです。

あれこれと手を入れてノーマルとは別物となったミニカは純然たるサーキット仕様なので一般走行はできず、故に実際に乗ってみるのは私有地かサーキットに限られます。一般的にはみんなでワイワイと楽しげに準備をしたりするものですが、究極の独り遊びを標榜するからには誰の力を借りることもありません。サーキットまでキャリアカーで運ぶのも独り、パドックで準備するのも独り、華やかな車に囲まれて肩身の狭い思いをするのも独り、怪訝な目で見られても何がどうなっても常に独り。寂しいようではありますが、いざコースに出てしまえば誰しも孤独なのですから大したことではありません。パドックでの僅かな時間など休み時間中ずっと寝たフリをしているようなものです。

孤高ごっこはこのくらいにして本題に入ります。Part4での内容は工作機械と治具を用意することにより誰でも可能となる加工をしただけで、ECUを書き換えてもいなければブーストを上げてもいません。レーシーなシールを貼ったら馬力が上がったような気がするチューニング、いわゆる ”ステッカーチューン” であったり、オカルティックなアイテムを装着することであらゆる効率が向上したような気がする ”オカルトチューン” のようなものです。餅は餅屋というように、いくら工作機械を揃えてみたところで本職の手による加工には及びません。改悪になってなければそれだけで御の字です。

さて、トッポに搭載されている3G83型ターボエンジンは64馬力を6000回転、9.5kg・mを3500回転で発生させ、タコメータのレッドゾーンはNAより500回転低い7000回転からとなっているようです。後は装着タイヤの選定をするわけですが、ミニカライラに標準の145/80R12を基準に車検適合範囲(-22.5%〜+6.0%)の中で上下させてトータルでのギヤ比の変移を見ていきます。

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2011年01月26日

Mitsubishi: ミニカ, Minica (8代目) Part4

三菱: ミニカ, Minica (8代目) Part3の続きです。3G83型のシリンダーヘッドをチューニングのセオリー通りに加工したら次はシリンダーブロックです。3G83型はボア65.0mm、ストローク66.0mmの直列3気筒、このどこかで見たような組み合わせを目にしたことで妄想はさらに加速します。


軽自動車のエンジンを見比べてみる
3G83型のボアストロークが云々をやる前に、少しだけ軽自動車全般のエンジンについて見てみることにし、ついでに各社の660ccエンジンの表を作ってみました。


スズキダイハツ三菱ホンダスバル
気筒数3気筒4気筒3気筒4気筒3気筒4気筒3気筒4気筒
初搭載年201119941990200519901994200619901993200319901990
Eg型式R06AK6AF6AF6BKFEFJB3B203G834A30P07AE07AEN07
排気量(cc)658658657658658659659659657659658656658
内径(mm)64.068.065.065.063.068.061.065.465.060.071.066.056.0
行程(mm)68.260.466.049.670.460.556.465.466.058.355.464.066.8
BS比1.070.891.020.761.120.890.921.001.020.970.780.971.19

自動車のエンジン全般に言えることですが、近年に開発されるエンジンは燃費の向上に繋がる低回転域のトルクを重視する傾向にあるようで、つい先日に初搭載されたスズキのR06A型はボアストローク比が1.07、2005年に初搭載されたダイハツのKF型は1.12のロングストローク型、2006年に初搭載された三菱の3B20型は1.00のスクエア型で何かと融通が利くように設定されています。というか、三菱では伝統的にボアストローク比がスクエア型に近いエンジンを好む傾向にあるようです。

ただしホンダだけは例外のようで、2003年に初搭載されたP07A型がE07A型よりさらにショートストローク型へと振っていることから想像するに、ホンダでは同じ排気量ならエンジンの高さを低くできるショートストローク型のほうに利点があると考えているのかもしれません。と思ったら、軽自動車は常用回転数が高いので高回転域で効率の良いショートストローク型を採用した、という話のようです。なるほど。

過去にはショートストローク型(オーバースクエアとも)にして高回転域での効率とキレを重視した設計のエンジンが多くあり、例えば3気筒ならダイハツのEF型とスズキのK6A型は共にボア68.0mm、ストローク60.5mmでボアストローク比は0.89、4気筒ならダイハツのJB型は0.92、スズキのF6B型は0.76のショートストローク型となっていました。これらのショートストローク型エンジンは軒並み廃止されています。

同じ4気筒でもスバルのEN07型は軽自動車の排気量が660ccに拡大された当時、EN05型のボアを広げることができなかったのでやむを得ずストロークの延長だけで660cc化したそうなのですが、これが功を奏して現代でも通用する4気筒エンジンとして生き残ることができています。ボア56.0mm、ストローク66.8mmのEN07型はボアストローク比が1.19もあり、これを上回る数値のエンジンを探すほうが難しいほどです。

収拾が付かなくなりそうなので本題に戻します。3G83型ターボエンジンを作るつもりで書いていきますが、NAの場合でも圧縮比の高低、ピストンを基準にするならハイコンプかローコンプかに違いがあるくらいで作業的な違いはほとんどありません。

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