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2010年12月08日

Volkswagen: ゴルフトゥーラン, Golf Touran (1TCAV型, etc.)

フォルクスワーゲンのゴルフトゥーランです。発売は2004年4月からで、当初は1600ccと2000ccのNAエンジンのみがラインナップされていましたが、2007年4月のマイナーチェンジでTSI(ターボとスーパーチャージャによる過給)を採用した1400ccのエンジンに換装されました。

低い回転域ではスーパーチャージャのみ、中ほどの回転域ではスーパーチャージャとターボ、高い回転域ではターボのみで過給をするらしいのですが、こういうバリアブルな過給方式を持ったタイプはよほど上手いこと制御しないとトルクの谷間が発生して嫌な感じになってしまいます。しかしそこは最近の車だけあって良きに計らわれていることでありましょう。

”プライマリからセカンダリに切り替わるときの谷間が云々”みたいな話は、ターボ車創成期からバブル期を経て衰退するまでの旧き良き時代を過ごしたオッサンの青春秘話で、今を生きる若者達から「懐古爺がなんか言ってるぜ」と年寄りの戯言扱いされるものとなっているはずです。

画像はクルマ・ポータルサイト Goo-netより引用
1st-golf-touran_data_2p.jpg

1.4L, Turbo & Super Charger, FF, 7AT
発売年2004/04
終了年現行車(2010年12月現在)現行車(2010年月現在)
参照年式2011/012009/09



メーカーフォルクスワーゲンフォルクスワーゲン
型式DBA-1TCAVABA-1TCAV
車名ゴルフトゥーランゴルフトゥーラン
グレードTSI コンフォートラインTSI ハイライン
乗車定員7人7人
お値段293.0万円340.0万円



全長×幅×高4405×1795×1670mm4420×1795×1670mm
室内長×幅×高No dataNo data
トレッド前/後1535mm/1510mm1535mm/1510mm
ホイールベース2675mm2675mm
最小回転半径5.3m5.3m
車両重量1580kg1600kg



駆動方式FFFF
変速機7AT7AT
タイヤサイズF:205/55R16 R:205/55R16



エンジン型式CAVCAV
排気量&種類1389cc 直4 DOHC1389cc 直4 DOHC
内径×行程76.5mm×75.6mm76.5mm×75.6mm
圧縮比10.010.0
吸気方式ターボ+SCターボ+SC
最高出力140ps(103kW)/5600rpm170ps(125kW)/6000rpm
最大トルク22.4kg・m(219.5N・m)/1250〜4400rpm24.5kg・m(240.1N・m)/1500〜4750rpm
使用燃料ハイオクハイオク
10・15燃費14.6km/L14.2km/L

1.4L, Turbo & Super Charger, FF, 6AT
参照年式2009/012009/01
型式ABA-1TBMYABA-1TBLG
グレードTSI トレンドラインTSI ハイライン
乗車定員7人7人
お値段284.0万円336.0万円



駆動方式FFFF
変速機6AT6AT
タイヤサイズF:205/55R16 R:205/55R16
車両重量1600kg1630kg



エンジン型式BMYBLG
排気量1389cc 直4 DOHC1389cc 直4 DOHC
吸気方式ターボ+SCターボ+SC
最高出力140ps(103kW)/5600rpm170ps(125kW)/6000rpm
最大トルク22.4kg・m(219.5N・m)/1500〜4000rpm24.5kg・m(240.1N・m)/1500〜4750rpm
使用燃料ハイオクハイオク
10・15燃費12.6km/L12.4km/L

1.6L & 2.0L, NA, FF, 6AT
参照年式2007/012007/01
型式GH-1TBLPGH-1TPLX
グレードE (1.6L)GLi (2.0L)
乗車定員7人7人
お値段276.0万円322.0万円



駆動方式FFFF
変速機6AT6AT
タイヤサイズF:205/55R16 R:205/55R16
車両重量1530kg1600kg



エンジン型式BLFBVY
排気量1597cc 直4 DOHC1984cc 直4 DOHC
吸気方式NANA
最高出力116ps(85kW)/5800rpm150ps(110kW)/6000rpm
最大トルク15.8kg・m(154.8N・m)/4000rpm20.4kg・m(199.9N・m)/3500rpm
使用燃料ハイオクハイオク
10・15燃費12.2km/L11.0km/L

グレード車両重量/馬力車両重量/トルクリッター馬力タイヤ直径100km/h回転数航続距離
TSI Comfortline11.29kg/ps70.5kg/kg・m100.8ps/L63.2cm2154rpm876.0km
TSI Highline9.41kg/ps65.3kg/kg・m122.4ps/L63.2cm2154rpm852.0km
TSI Trendline11.43kg/ps71.4kg/kg・m100.8ps/L63.2cm2353rpm756.0km
TSI Highline9.59kg/ps66.5kg/kg・m122.4ps/L63.2cm2353rpm744.0km
E (1.6L)13.19kg/ps96.8kg/kg・m72.6ps/L63.2cm2668rpm732.0km
GLi (2.0L)10.67kg/ps78.4kg/kg・m75.6ps/L63.2cm2481rpm660.0km

1年間の維持費 (任意保険、整備費用、車検手数料は別途必要)
グレード備考自動車税重量税自賠責(2年分/2)燃料費(1万km/年)合計
TSI Comfortline1.4L FF 7AT345002000011235102740¥168,475
TSI Highline1.4L FF 7AT345002000011235105630¥171,365
TSI Trendline1.4L FF 6AT345002000011235119050¥184,785
TSI Highline1.4L FF 6AT345002000011235120970¥186,705
E1.6L FF 6AT395002000011235122950¥193,685
GLi2.0L FF 6AT395002000011235136360¥207,095

トゥーラン TSI コンフォートラインの支払い例
グレード車両価格返済回数支払い総額
(年率4%として)
月々の返済額
(元利均等方式)
TSI Comfortline
(1.4L FF 7AT)
¥2,930,00060回 均等払い¥3,317,563¥55,293
48回 均等払い¥3,238,840¥67,476
36回 均等払い¥3,161,330¥87,815


1400ccという排気量だけを見ると、いくら7人乗りとは言え最低でも293万円からのお値段はお高いように思われます。このクラスに該当する国産車はフリードであったりブーンルミナス&パッソセッテであったりするわけですが、どれも150万円くらいが相場でトゥーランのほぼ半額です。

「けっ!外車だからってお高くとまりやがって!かーっぺっぺっぺっ!」とヤケを起こす方もいらっしゃることでしょうが、ターボ+スーパーチャージャという現在の日本車にはない組み合わせの過給器を持ち、CVTより面白そうなDSG(ダイレクトシフトギアボックス、DCTとも)を搭載していると言われると・・?

舶来の自動車なんだからとお高くとまっているのは確かとしても、この組み合わせの車は国産車には存在しないのですからどれだけ理不尽な値段を付けられても仕方がありません。「えっ?欲しいの?トゥーランスーパーターボ7速DSGが欲しいの?それなら、それ相応に積んでもらわないとねぇ・・ヒッヒッ・・」と左団扇の殿様商売をされても文句は言えないわけです。

唯一可能性があるとしたら、フォルクスワーゲンと技術提携だか業務提携だかをしているスズキに期待するしかありません。3代目スイフトスポーツが7速DSGを積んでくれたら買わない(買えない)けど狂喜乱舞することでしょう。従来のAT車には7速DSG、MT車には6MTが搭載されでもしたらスイフトスポーツの売り上げ微増間違いなしです。

ただこのスーパーターボとDSGには欠点がありまして、メカ的に豪華というか凝っているおかげで重いようなのです。国産車で1500cc以下の7人乗りのFF車なら1200kg台なのですが、トゥーランの場合は同じFFでも1600kgもあります。NAであれば吸気側はインテークマニホールドだけ、排気側はエキゾーストマニホールドだけとシンプルな構成であるのに対し、トゥーランの場合は吸気側にはコンプレッサとインタークーラ、排気側にはタービンが付き、さらに重いと評判のDSGが付くとなれば重くて当然かもしれません。
参考:1500cc以下の7人乗りミニバンを比較してみる

排気量からすると似つかわしくない重量税を払うことになりますが、1400ccという排気量の割に高出力なので動力性能には不満がなさそうに思われます。国産車だと1500ccなら120馬力あれば御の字であるところが、トゥーランは140馬力、物によっては170馬力もあるのですからちょっとしたスポーティミニバンと呼んで差し支えありません。

”高いけどその価値がある、悔しいけれど国産車にはないものがある”だなんて、これこそまさに外車としてあるべき姿です。どこにでもあるようなエンジンを載せ、そこいらに落ちていそうなつまらん変速機を組み合わせ、奇をてらったボディを被せて、「はい!誰もが羨む外車でござい!バッヂ効果でお値段なんと1000万円!」なんて言われてもブランドに目がない小銭持ちの田舎成金くらいしかときめきません。型落ちムーブにレクサスのマークを付けたり、土に還りそうなワゴンRにGT-Rのバッヂを付けるほうがまだマシです。

実物を見たこともなければスーパチャージャ+ターボの車に乗ったこともなく、ましてDSGなどという夢装置とは無縁であり、ミニバンの使い勝手の何たるかも知らないのでトゥーランについて語れる素養は何一つ持ち得ていないわけでありますが、知らないからこそ知りたい、だからこそ気になる車でございます。



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